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1回転あたりの期待値「1回転単価」の計算方法【パチンコの計算】

2016-09-25

「1回転単価」とは1回転あたりの期待値、つまりその台を通常時1回転回すことによっていくら儲かるのか(損するのか)を表すものです。

パチンコで勝つために必ず必要な要素という訳ではありませんが、持ち玉比率を考慮した期待値を算出する時に便利なので覚えておいた方がいいでしょう。

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1回転あたりの期待値「1回転単価」の計算方法

まずは「等価交換・持ち玉時の1回転単価」計算方法です。

等価交換・持ち玉時の1回転単価計算方法

[平均出玉数÷トータル確率-(250÷回転率)]×換金率=等価交換・持ち玉時の1回転単価

 

※平均出玉数はトータル確率に対しての平均出玉数です。
※回転率は1000円(250発)あたりの回転率です

【CRスーパー海物語IN沖縄4】の1回転単価計算例

【CRスーパー海物語IN沖縄4】を例に計算してみましょう。

条件は以下の通り。

CRスーパー海物語IN沖縄4
平均出玉数1380個
トータル確率105.5
回転率20.5回
換金率3.57円

[1380÷105.5-(250÷20.5)]×3.57=+3.16円

平均出玉1380個で回転率20.5回、3.57円交換のCRスーパー海物語IN沖縄4の持ち玉1回転単価は3.16円となりました。

これを通常時2000回転回すと「2000×3.16=6320円」、2500回転だと「2500×7.03=7900円」という具合に簡単に期待値(日当や時給)を計算することができます

【CR真・北斗無双】の1回転単価計算例

次は【CR真・北斗無双】を例に計算してみましょう。CR真・北斗無双のようなラウンド数が違う大当りの振り分けが複数存在する機種は、1Rあたりの平均出玉と1Rあたりのトータル確率を使用すると計算がしやすいので、1Rあたりの数値を使って計算します

CR真・北斗無双
平均出玉数140個
トータル確率9.46
回転率23.0回
換金率3.33円

[140÷9.46-(250÷23.0)]×3.33=+13.09円

1Rあたりの平均出玉が140個で回転率23.0回、」3.33円交換のCR真・北斗無双の持ち玉1回転単価は13.09円となりました。

では次に「非等価店での現金投資時の1回転単価」計算方法を見てみましょう。

非等価店で現金投資時の1回転単価計算方法

(平均出玉数÷トータル確率×換金率)-(1000÷回転率)=現金投資時の1回転単価

 

※平均出玉数はトータル確率に対しての平均出玉数です。
※回転率は1000円(250発)あたりの回転率です

【CRスーパー海物語IN沖縄4】の1回転単価計算例

先程と全く同じ条件で現金投資時の1回転単価を計算してみます。

CRスーパー海物語IN沖縄4
平均出玉数1380個
トータル確率105.5
回転率20.5回
換金率3.57円

(1380÷105.5×3.57)-(1000÷20.5)=-2.08円

持ち玉時では1回転あたりの単価が+3.16円でしたが、現金当時の1回転単価は-2.08円とマイナスになってしまいました

持ち玉時と比べて現金当時は5.24円も単価が低くなるのですね。ボーダーラインを少し上回る程度の台では現金投資が危険だということがよく分かりますね。

【CR真・北斗無双】の1回転単価計算例

こちらも全く同じ条件で計算してみます。

CR真・北斗無双
平均出玉数140個
トータル確率9.46
回転率23.0回
換金率3.33円

(140÷9.46×3.33)-(1000÷23.0)=+5.85円

こちらは1回転単価が+5.85円とプラスになりましたが、持ち玉時の+13.09と比べるとマイナス7.24円と、沖縄4のマイナス5.24円よりもその差が大きくなりました。

これは換金率が原因しており、低換金ほど現金投資時に損する割合が大きくなってしまうのです。

低換金では貯玉再プレイを活用したり、甘デジなどの高確率タイプを優先に機種選びをして、なるべく現金投資が少なく済む方法で立ち回るのが賢い立ち回りと言えるでしょう。