ボーダーラインの攻略
パチンコにはボーダーラインというものがあります。この記事ではボーダーラインの意味、注意点、必要性、応用方法について私の観点も織り交ぜて説明します。
ボーダーラインとは?
ボーダーラインとは理論に基づいて算出された、パチンコ台における損益分岐点となる1000円(250玉)あたりのデジタル平均回転数です。
簡単に言うと、1000円あたりの回転数がボーダーラインを上回れば理論上勝てます。ボーダーラインを下回れば理論上負けてしまいます。
機種ごとのボーダーラインはネットで検索すれば簡単に拾ってくることができます。ですが、算出方法を知っておくことで深く理解することができ応用して使うこともできるので知っておくべきです。またサイトの計算間違い(最近は減りましたが昔はたまにありました)にも気づくことができます。
=初当たり確率÷初当たり平均出玉×250
または・・
=トータル確率÷平均出玉(トータル確率に対しての平均出玉)×250
※トータル確率とは、1回の大当りに必要な通常時回転数です。ネットで検索すれば簡単に知ることができるので計算方法は省きます。
ここで注意しなければいけないのはボーダーラインは平均出玉によって変動するということ。
つまり釘調整や打ち手の技術でボーダーラインは大きく変動するということです。
CR牙狼魔戒ノ花で例を挙げて説明します。
まずは某有名サイトから拾ってきた数値です。
399.6(初当たり確率)÷6177(平均出玉)×250=16.17…※小数点第二以下は切り上げします。
=16.2
実践ではトータル確率を元に計算するのが一般的です。ここではわかりやすいように16R大当りを基準にします。
126.8(16Rトータル確率)÷1960(16R大当り出玉)×250=16.17..
=16.2
※計算方法は少し違いますが結果は同じになります。実践向きのトータル確率での計算で算出するのをオススメします。
このようにボーダーラインは16.2回/1kとなります。多くのサイトはこれの近似値になっていると思います。(確変ベースや出玉数などの見積もりの違いで多少の誤差が生じていることがあります)
1000円あたり平均16.2より多く回れば期待値プラス、16.2よりも回らなければ期待値マイナスということです。
ボッタクリ釘で技術介入無しのボーダー
次は極悪釘調整台(俗にいうボッタクリ調整)で技術介入もしなかった時の一例を挙げます。
126.8(16Rトータル確率)÷1810(16R大当り出玉)×250=17.51..
=17.6
17.6/1kとなりました。サイトで表記されている16.2という数字と大きく変わりましたね。1.4の差ですが丸一日打てば等価交換では約9000円の差になります。
優良釘でフル技術介入したボーダー
次はパチプロが釘を見て台を選び技術介入した場合はどうなるのか見てみましょう
126.8(16Rトータル確率)÷2240(16R大当り出玉)×250=14.15..
=14.2
サイト表記より大きく下がりましたね!ボッタ調整でオヤジ打ちした時のボーダーが17.6ですから、その差は3.4!丸一日打てば約27000円の差。これはパチプロにとっては死活問題です(笑)
止め打ちや捻り打ちなどの技術介入がどれだけ重要なのかよくわかりますね。
※今挙げた二つの例は極端な例です。ほとんどの場合はこの二つの数値の間に収まることが多くなるはずです。
※時短・確変中の増減も込みでの出玉数として見積もっています。
まとめ
今回はボーダーラインについてまとめました。大当りの出玉数がボーダーラインに大きく影響することがわかったと思います。またサイトによっては換金率ごとにボーダーラインを表記しているサイトもありますが、参考にするのは等価交換の数字だけで問題ありません。(基本的に持ち玉遊戯が大半を占めるので。非等価で現金投資する時の考え方は別記事で書きます) 次記事では基本的な止め打ち等の技術介入入門編を書いていきますね♪
最後までご講読いただきありがとうございました!
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