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アナザー牙狼と魔戒ノ花BEAST OF GOLD Ver.を徹底的に比較してみた

多くのホールでメイン機種として定着しつつある「CR ANOTHER牙狼〜炎の刻印〜(アナザー牙狼)」と「CR牙狼 魔戒ノ花〜BEAST OF GOLD Ver.〜(魔戒ノ花ミドル)」のダブル牙狼のスペックやゲージ構成、出玉性能、技術介入効果などを徹底的に比較してみました。

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アナザー牙狼と魔戒ノ花ミドルを徹底比較

初当り

アナザー牙狼牙狼魔戒ノ花
1/299.251/319.68

初当り確率はアナザー牙狼が約1/300に対し、牙狼魔戒ノ花が約1/320となっており、アナザー牙狼の方が当選しやすくなっています。

○○回転以上ハマる確率

※小数点第三以下は四捨五入

  アナザー牙狼 牙狼魔戒ノ花
500回転以上ハマる確率18.76%20.88%
1000回転以上ハマる確率3.52%4.36%
1500回転以上ハマる確率0.66%0.91%
2000回転以上ハマる確率0.12%0.19%

○○回転以上ハマる確率を500回転ごとに算出しました。アナザー牙狼の方が大ハマりしにくいことがハッキリと分かるかと思います。約1/300と1/320の確率分母20の差でも明確な差が出ていますね。

連チャン率

アナザー牙狼牙狼魔戒ノ花
65%+時短65%

確変時の連チャン率はどちらも同じ65%ですが、アナザー牙狼は10回or20回or100回の時短が付きます。

アナザー牙狼 確変突入時の連チャン率(時短引き戻しを考慮した連チャン率)
74.96%

連チャン率詳細

※小数点第三以下は四捨五入

アナザー牙狼 時短引き戻し確率
時短10回3.29%
時短20回6.48%
時短100回28.45%
牙狼魔戒ノ花 時短引き戻し確率
時短100回26.90%

初当り性能に続き、連チャン率でもアナザー牙狼が牙狼魔戒ノ花を上回っています。

ですが、大当りすると牙狼魔戒ノ花は最低でも13R分の出玉が獲得でき、電チューでの当選時は全て16R大当りとなるのに対して、アナザー牙狼は初当りは必ず6R大当りなのに加えて、電チュー入賞時は出玉無し大当りの可能性もあるため、連チャン数が多くても全然出玉が出ないこともあります。

平均出玉

※アタッカーの出玉数はどちらも1Rあたり117個、電サポ中の増減は無いものとします。

 アナザー牙狼牙狼魔戒ノ花
初当りごとの平均出玉4168個4202個
確変突入時の平均出玉5793個(初回6R確変時)5348個(初回16R確変時)

初当りごとの平均出玉は牙狼魔戒ノ花がやや多く、初回確変時はアナザー牙狼に軍配が上がりました。

初回通常大当り時は、アナザー牙狼の場合6R+時短10回or20回なのに対して、牙狼魔戒ノ花は13R+時短100回なので、アナザー牙狼は荒波タイプ、牙狼魔戒ノ花はマイルドな安定タイプと言えるでしょう。

トータル確率、ボーダーライン

 アナザー牙狼牙狼魔戒ノ花
トータル確率8.4(1R)8.9(1R)
ボーダーライン17.9519.02

トータルのスペックではボーダーラインが1回転ほどアナザー牙狼の方が甘いです。

ゲージ構成

満点★★★★★

 アナザー牙狼牙狼魔戒ノ花
寄り釘・ワープ★★★★★★★
道釘・ヘソ周辺★★★★★
アタッカー★★★★★★
スルー★★★★★★
電チュー寄り★★★★★
オマケ賞球口★★★★★★★★
ステージ性能★★★★★★

寄り釘

アナザー牙狼

コボシ部分のサイズ・角度ともに最低レベルで、無調整でもかなりこぼれます。プラス調整になっている可能性も低いので、できるだけ無調整に近い台を選ぶしかありませんね。ワープは寄りつきが悪く、ステージからの入賞もあまり期待ができません。風車上が◎なので★×3。

牙狼魔戒ノ花

寄り・ワープは至って普通のゲージです。大きなマイナスがなければ特に問題無しですが、風車上の調整は回転率に大きく影響します。

道釘・ヘソ周辺

アナザー牙狼

道釘・ヘソ周辺は甘くはないが辛くもない、ごくごく普通の印象。寄りが悪く、ステージからの入賞も少なめなので、ある程度大きいヘソサイズが必要です。

牙狼魔戒ノ花

MAXと同じで、道釘上の障害物がとても邪魔になり、玉の勢いが殺されてしまいなかなかヘソまで届いてくれません。道釘のマイナス調整には要注意です。

アタッカー

アナザー牙狼

パッと見アタッカーが大きく、オーダー入賞もボコボコしてくれそうな優秀アタッカーに見えますが、かなり右に溢れやすく、アタッカー手前で減速するのでオーバー入賞もしにくいです。無調整以上ならば、捻ってオーバー入賞を狙えば表記以上の出玉獲得も可能ですが、基本的には表記出玉以下になるでしょう。

牙狼魔戒ノ花

アタッカーのゲージはそこそこ良く、脇の3個賞球口にも入りやすい。MAX魔戒ノ花から屋根が改善されているため、オーバー入賞も決まりやすいので、大きなマイナス調整でなければ表記以上の出玉が獲得できる。

スルー

アナザー牙狼

止め打ち無しなら無調整でも問題無し。単発打ちだと途切れがちになりますが、玉増えは可能です。捻り打ちならば、多少のマイナス調整でも大丈夫。

牙狼魔戒ノ花

無調整ならばセット止め打ちで現状維持ほどならば可能です。単発打ちをするならプラス調整が必要だが、効果が低く時間効率も悪くなるのでセット止め打ちをおすすめします。

電チュー寄り

アナザー牙狼

スルーを通過せずに右に流れた玉は結構こぼれます。スルーを通過した玉は直接電チューに向かうので、スルーの調整が重要。

牙狼魔戒ノ花

無調整以上ならば問題ありませんが、少しのマイナスでも電サポ中の増減にかなりの影響があります。電サポ中の増減はアタッカー脇の賞球口も重要です。

オマケ賞球口

アナザー牙狼、牙狼魔戒ノ花どちらもそこそこ入ってくれるので、大きなマイナス調整には注意しましょう。

ステージ性能

アナザー牙狼

性能としては中の中くらいでしょうか。デキが良い台で3割強ほどの印象です。道釘からのステージ乗り上げもあるので、ステージ癖は回転率にそこそこ影響があります。

牙狼魔戒ノ花

こちらも性能は中の中ほどでしょうか。アナザー牙狼と違い、道釘からの乗り上げに期待ができないので、ワープの調整が重要となってきます。

ゲージ構成まとめ

ゲージは全くの別物ですが、総合的に見ると牙狼魔戒ノ花の方が優秀と言えます。

技術介入効果

満点★★★★★

 アナザー牙狼牙狼魔戒ノ花
電サポ ★★★★ ★★
アタッカー ★★★ ★★★★

技術介入効果は、電サポに利があるアナザー牙狼に軍配が上がります。

基本的にアタッカー出玉より電サポ中の玉増えによる出玉増の方が期待値も高くなる傾向があるので、技術介入OKの店ならばアナザー牙狼がおすすめです。

時間効率

大当り消化時間込みの時間効率です。

技術介入の有無や、回転率、釘調整などによっても変化するので、参考程度にして下さい。

 アナザー牙狼(23回/1k)牙狼魔戒ノ花(24回/1k)
時速170190

まとめ

いかがでしたか?

どちらも一長一短で、どちらが良いとは言い切れませんね。

簡単にまとめると・・

アナザー牙狼は、技術介入効果が高いが、時間効率が悪く、出玉の波が荒いので持ち玉比率が低い。

牙狼魔戒ノ花は、技術介入効果が低いが、時間効率が良く、出玉の波が穏やかで持ち玉比率が高い。

個人的には、牙狼魔戒ノ花の方が好きですが、アナザー牙狼の方が技術介入による高期待値を狙いやすいですね。