回らない台はいくらで見切れる?パチプロによる【金額ごとの回転率信頼度】
ポケモンGO関連の事件が相次いでいます。くれぐれも歩きスマホなどはしないように注意してください。
さて。パチプロとして日々パチンコを打っていると、あまり釘の見た目に自信が無い台でも、どうしても試し打ちせざるを得ない状況があるものです。
最初から、すんなり予想の回転率で推移してくれればいいものですが、予想とは裏腹に全然回ってくれない時もありますよね。そんな時、あなたはどうしていますか?
「数千円の試し打ちで台を捨てる?」それとも、「1万円や2万円程度は目を瞑って試し打ちをする?」
数千円程度の試し打ちでは正直言って何も分からないと思います。ですが、明らかにボーダーラインにすら届かないような台を2万円も試し打ちするのは時間とお金の無駄遣いになりますよね。
回らない台はいくらで見切れる?
結論から言うと・・
- 予測値を大きく(一般的なデジパチで5回転以上)下回っていれば5千円〜1万円程
- 予測値を明らかに(一般的なデジパチで3〜4回転)下回るようならば1万円〜2万円程
- 千円〜2千円程度でやめるくらいなら、最初から手を出してはいけない!
(※予測値を大きく下回っても十分な期待値が得られる場合はもちろんやめる必要はありません)
ですが、これは正直言ってかなり難しい問題です。
何故ならば、パチンコの回転率の推移はムラが大きく、本来の台の回転率を正確に把握することが難しいからです。
それ以外にも、自分の釘見のレベルや、釘見の自信度によっても見切るタイミングは変わってきます。
回転率のムラ
パチプロの方など「ある程度パチンコに精通している方」なら十分お分かりでしょうが、パチンコの回転率のムラはとても大きいです。
そもそも、丸い玉と丸い釘の丸と丸が不規則にぶつかり合ってヘソに向かうのですから、ムラが大きくて当然です。寧ろムラが少ない方が逆に変だという考え方もできます。
ですが、回転率を計測している我々側からしたら、大きいムラは堪ったものじゃないですよね。回転率のムラをなくすことができればどんなに楽なことか・・
と言っても、我々打ち手がムラに抗うことは不可能です。できることと言っても、せいぜい気休めのストローク調整ぐらいしかありません。ストロークによりある程度ムラを抑えられる場合もありますが、経験上あまり効果が期待できません。
結局のところ、最終的には釘の見た目と実践値に頼らざるを得ないのです。
自分の釘見レベルと釘見の自信度
やはり、パチンコは釘です。釘見の自信度によって試し打ちする金額を変えることにより、柔軟な対応ができて自身のレベルアップにも繋がります。
例えば、『微妙な釘なのであまり自信は無いけど、もしかしたら回るかもしれない』といった理由で打ち出したが回らない場合は、数千円の試し打ちでやめてしまって問題ないでしょう。「やはりこの釘ではダメだ」と再確認できて、釘見の精度アップに繋げることができます。精度が上がるにつれて無駄な試し打ちも無くなります。
逆に、『自分の釘見のレベルに自信があり、釘にとても自信があるのだけど回らない』といった場合は、金額を気にせず気の済むまで(ボーダー程度なら5万円程が限度ですが・・)試行をするべきです。それで結果が伴わない場合は、「この釘ではダメだったのか」という経験を得ることにより自分の釘見レベルが上がり、更なる釘見レベルの向上に役立てることができます。
何も考えずに試し打ちをして「回らなかったからやめる」のではなく、「何故回らなかったのか?」「予測が外れた原因は何なのか?」と、しっかり反省して次に活かすための意味のある行動をするように心掛けましょう。
金額ごとの回転率信頼度
私の経験を元にした金額ごとの回転率信頼度を紹介します。機種や釘調整によってはムラの出具合も変わるので一概には言えませんが、そこそこ的を得ていると思います。
金額は、打ち込み玉数を金額に直したものです。
信頼度は、私が誤差の範囲内だと思っている『台本来の回転率に対して±0.5回/1k以内に収まる可能性』としています。
金額ごとの回転率信頼度 | |
金額 | 信頼度 |
5千円 | 40% |
1万円 | 50% |
2万円 | 60% |
3万円 | 65% |
4万円 | 70% |
5万円 | 75% |
6万円 | 80% |
7万円 | 80% |
8万円 | 85% |
9万円 | 85% |
10万円 | 90% |
11万円 | 90% |
※ステージからの入賞が少ない機種はムラが酷くなる傾向があるので、上記数値より5〜10%低く見積もった方がいいかもしれません。あくまでも私個人の経験に基づいた数値ですので参考程度にして下さい。
10万円以上打ち込んでも、約10回に一度は0.5回以上のムラが出るということです。数千円〜1万円程度の試し打ちでは、全くアテにならないということを覚えておきましょう。
まとめ
『回らない台はいくらで見切れるのか?』と『金額ごとの回転率信頼度』でした。
いかがでしたか?あなたの日々のパチンコ稼働の参考にして頂ければ嬉しいです。
今は優秀台が少ない時代です。優秀台を捨てるリスクを冒して早見切りで次なる台を探すより、しっかりと釘で台を選んで優秀台を取りこぼさないようにする立ち回りが有利になるでしょう。
何をするにしても、意味のある行動をするように心掛けて、自身のスキルアップに繋げて下さい。
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